フレーズの作り方 - ツーファイブ通信

フレーズの作り方

ツーファイブフレーズを40個以上掲載してきたわけですが、

・このフレーズは自分で作ってるの?

という疑問や

・実際の曲の中でうまく使えない
・そもそもフレーズ練習はするなって言われたんだけど

などのお悩みを耳にします。
そこらへんの疑問をお答えしていけたらと思います。

ビバップフレーズの作られ方


なぜ今までツーファイブフレーズといってたものをビバップフレーズという呼び名に
変更したかというと、当サイトのフレーズはビバップのエッセンスを凝縮して作られたものだからです。

ビバップのエッセンスが何か、というとそれは

コードトーン

です。

伴奏がなくともフレーズだけでコード感がある。

それがビバップという音楽です。

そのために必要となってくるのが、コードトーンなのです。

キーCのIIm7であるDm7でのアドリブフレーズの作り方ということで
しばらく話を進めていきますね。

クリップボード02.jpg

Dm7のコードトーンはレ・ファ・ラ・ドですね。
この音を積極的に使っていきましょう、という話なのですが。
どう使えばいいの?というか他の音は?という話になってきますね。

キーがCの中のDm7ですので
レファラド以外の音には、キーがCの音で埋めることができますね。
レ(ミ)ファ(ソ)ラ(シ)ド、ミソシの音もそれ以外の音として使うことができます。

クリップボード04.jpg

なーんだ、結局キーの音全部使えるんじゃん!!


だけではもちろん終わりません!

ここで大事なのはコードトーンとそうでない音をハッキリ理解する、ということです。

つまり自分が今コードトーンを弾いているのか、そうでない音を弾いているのか、
もっと言えば自分が何の音を出しているのか、が分かる必要があります。
これが出来なければアドリブ上達の道はありません。

当サイトのフレーズを見ながら、ここはコードトーンだな、ここは違うな、と
分析していくのもいいでしょう。

さて少し話が逸れました。

Dm7でレファラドとミソシ、が使えるということがわかり、
ではそれをビバップではどう使うか、ということですが。

コツは
大事なところでコードトーンを使い、大事でないところではコードトーンまたはそれ以外の音を使う。



もっというと
拍の頭にコードトーンを使い拍の裏にはコードトーンまたはそれ以外の音を使う。



そして
コードトーンは跳躍できるがコードトーン以外の音は隣の音にいかなければ行けない。



これが基本です。
そうでないフレーズもありますが、その例外をどう解釈するか?がとても大事になってきます。

その前にまずは基本を一つ一つ抑えていきましょう。



大事なところでコートトーンを使い、大事でないところではコードトーンまたはそれ以外の音を使う。



大事なところ、というのを拍の頭
にして、大事でないところを拍の裏
としましょう。

コードトーン(レファラド)はいつでも使えて
コードトーン(ミソシ)以外の音は拍の裏でのみ使えるということです。

試しにスケールをあがってみましょう。

クリップボード06.jpg

拍の頭にコードトーンが来ています。
コードトーン以外の音が見事に拍の裏に来ているため、このフレーズはビバップ的だといえます。

違う音からも上がってみます。
クリップボード08.jpg


コードトーン以外の音が拍の頭に来てしまいました。
もちろんこのフレーズがダメ、というわけではありませんが
今のビバップ的コンセプトにはあてはまりません。
これをどうビバップ的にするかはおいおい。

コードトーンは跳躍できるがコードトーン以外の音は隣の音にいかなければ行けない。


コードトーンつまりレファラドは他のコードトーンレファラドに跳躍していくか、もしくは隣の音に行くことができます。

コードトーン以外の音は拍の裏でしか使うことが出来ず、なおかつ隣のコードトーンへ行くことしかできません。

例を出してみます。

クリップボード10.jpg
一拍目にファの音が来ました。
1拍目裏に来る音として考えられるのは
コードトーンであるレラド、
ファに隣接するミソですね。

クリップボード12.jpg
ファに隣接するミに行ってみました。

コードトーン以外の音は、隣接する音にしか進めません。
つまり、レかファにしか進めません。


クリップボード14.jpg
ファに戻ってみました。
コードトーンであるレラド、
ファに隣接するミソのどれかに進めます。

クリップボード16.jpg

コードトーンのドに飛んでみました。

・・というような感じでファミファド、という4音フレーズが出来ました。

このルールにのっとってフレーズを作っていくとめちゃくちゃたくさんフレーズが作れると思いますが
中には絶対使えないでしょ、というものもありますので(ファドファドファドファドのような)
この音が出できたら次はだいたいこっちに進むだろうなと
指にパターンを覚えさせるいい練習になると思います。

完璧にこのルールにしたがって出来ているフレーズをご紹介します。

クリップボード0dsa2.jpg

すべてコードトーンで結構イケてます。

1598.jpg
またもすべてコードトーン、雲行きがあやしくなってきました

探した結果、
さきほどのルールで作られたDm7のフレーズはありませんでした。。

というわけで早速すこしルールを緩くします。フレーズがあってからの後付け設定ではありますが

少しならテンションをコードトーンのように頭拍に使用しても良い
しかし次の音は跳躍を控える(なるべく)。


これなら当てはまるフレーズがたくさんでてきます。
1594.jpg

1拍目裏のソ、コードトーンでない音なので隣接するファからソへ行っています、
そしてそのソはすぐに隣接するファへ

三拍表、コードトーンではない音が来てしまいました。
これはテンション9thとして解釈しますが、なるべく隣接した音へ行きたいところです。
というわけで隣接するレにすぐ降ります。

4拍裏のコードトーンでない音ですが、これは次のG7へ向けてのアプローチノートとなっています。
アプローチノートは基本裏拍で、次の拍頭の半音下もしくは半音上の音を使用します。
アプローチノートへの跳躍は可とします。

daif.jpg

一拍目頭、コードトーンでない音が来てしまいましたが
すぐに隣接するレへ降ろします。

3拍目も同様です。

das.jpg

1拍目頭、コードトーンでない音が出てきました。
すぐに隣接するファかラに行きたいところですが、
そうすると拍の裏にコードトーンがきます。
拍の頭にファかラを持ってくるために
半音階を間に挟むことも可能です。バップのキモかもしれません

3拍頭、コードトーン以外への跳躍で9thに来ました。
すぐに隣接するレに、
再びコードトーン以外の音への跳躍、
すぐに隣接するファに下がってきます。


おいおいさっきからこじつけばっかりじゃねえか・・・と思うかもしれませんね。

でも大体は基本のルールにのっとって、コードトーン中心のフレーズになっていると思います。
大事なのは例外をどう解釈するか、ということですね。
こじつけでもかまいませんので同様に以降のフレーズ自分で解釈してみるとさらに良くなると思います。

その他の質問はまた今度!


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2014-11-28 | Comment(0) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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